仕事内容JOB
電気課の中でも電力は100ボルト~3万3千ボルトと言う強い電気を取り扱う設備や器機の点検・修繕等を担当しています。
具体的な例を挙げると、電力会社から供給を受けた電気はそのままでは当社で走行する電車に使用できないため、その電気を交流から直流へ変換する変電設備や、変換した電気を電車に供給するための電車線路設備などのメンテナンスが主な業務となります。電車線の管理は電気検測車を走らせて電車のパンタグラフと接触しているトロリー線の摩耗の状態や左右のブレ幅の測定、線路の状態よる電車線の高さやパンタグラフへの接触状態などをデータとして吸い出し分析するとともに、必要に応じた電気設備の重点検査などを行っており、それに基づき台帳管理をした上で設備の不具合箇所の修繕や協力業者へ取替え工事の発注などを行っています。
データだけでは全ての異常を感知する事はできないため、運行中の列車に添乗し設備異常がないか、架線に係る樹木や竹・植物のツルなど支障するものがないかなど、目視での点検も行っています。
先輩社員の声VOICE
志望動機
私は下分離する前の北近畿タンゴ鉄道時代にKTR初の高卒採用枠として、同社に入社しました。 工業系の学校出身であった事から元々電気設備関係の仕事には興味があったのですが、鉄道会社を視野に入れたきっかけは学校へ説明に来られた社員の方の話を聴いてからです。そんな仕事があるんだ、と鉄道施設管理の仕事内容に興味を持った事、また普段から通学などで電車を使う機会も多く、馴染みのある交通機関であったこと、中でも地域に密着したその地域の交通として貢献できる業務に従事する事にやりがいを見出し志望するに至りました。最初は高卒採用枠どころか新卒採用者も他に居ない中、親や祖父ほど年齢の離れた方々の元働くことに不安もありましたが、子供や孫のように可愛がってもらえた事で馴染むのも早かったように思います。現在では新卒採用や若年者の採用が増え年齢層もグッと若返り同年代の方も増えた事でまた違う活気があります。
やりがい
電気の仕事は運転士や駅係員などと比べて、一般の方への認知度で言えば当然低いと思いますし、実際列車運行にどう関わっているのか、何をしているのかを詳しく知っている方はごく少数だとは思います。それでも当たり前のように何事もなく毎日電車が走っている後ろには私たちのような目に見えない仕事が縁の下の力持ちとなって安全運行の一部を支えている、設備の安全が保たれる事によって毎日当たり前に列車に乗る事ができる、ご利用の方々の生活交通を支えている。それが私たちの仕事の意義であり、やりがいだと感じています。
募集要項・応募ENTRY
- 既卒・第二新卒歓迎
- 未経験OK
- 募集しておりません
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