震災対策

耐震工事
阪神・淡路大震災の教訓を踏まえて、トンネル・高架橋・地上部建物について耐震性を見直し、耐震補強工事を実施しており、構造物の耐震性の向上に努めています。

宮津線 円山川橋りょう架替工事

円山川橋梁は1929年に建設。築80年経過したことに加え、度重なる「円山川水害」にも耐えて老朽化が著しい事から、2007年から架け替え工事が進められてきましたが、2010年4月8日、兵庫県豊岡市の京都丹後鉄道の円山川橋梁が、新たに全長310.2mのトラス橋に架け替わり、地震による津波対策また耐震性も強化されました。

耐震補強

地震発生時の高架橋・トンネルの安全性を向上させるべく,久美浜~但馬三江間のトンネル防護工新設、西舞鶴~丹後由良間のコンクリート柱化ほか、耐震補強工事を進めております。 現在は駅部を除く駅間の補強工事が完了しており,引き続き,駅部の完成に向け鋭意工事を行っております。
停電時の列車・駅構内
京都丹後鉄道所有の車両は、すべてディーゼル車両の為、地震などで電力会社からの受電がすべて止まっても列車の運行は確保されます。また、駅、列車内の非常灯、放送装置、非常通報装置はバッテリーにより稼動します。
なお、主要駅には非常用発電機を整備しており、防災設備の電源を確保しています。